フィリピンへ訪れた際に、気になるのは、やはり食べ物ですよね?
また、フィリピンにも特有の食文化があるので、訪れるまえには知っておきたいものです。
ここでは、なにを食べようか悩んでいるあなたに、おすすめフィリピン料理をご紹介します。
目次
フィリピンの食文化
フィリピンは、7,109もの島をもっており、国民はマレー系が主体となっています。
また、かつて、植民地としてスペインやアメリカに統治されていたことから、マレー系以外にも、中国系・スペイン系・その他の少数民族がいます。
この歴史的背景によって、スペインやアメリカの食文化が、フィリピンの料理にも影響を与えています。
フィリピンでは、主に、ナイフとフォークを使って食事をします。地域にもよりますが、素手を使って食べるところもあるみたいですが、フィリピン料理の味付けに関しては、割と甘く、濃いめです。
フィリピンの料理に使われる代表的な調味料は以下になります。
トゥヨ | 醤油 |
スーカ | 酢 |
パティス | 魚醤 |
バゴオン | 発行エビ |
パワダン | 香りづけの葉 |
また、フィリピン料理には、油を使ったものや、煮込む料理が多い印象があります。
フィリピンの伝統料理
レチョン
フィリピンの伝統料理といえば、やはり、子豚の丸焼きの”レチョン”です。
レチョンは誕生日やお祝い事などの特別な日には、欠かせない料理です。
じっくりと焼いていくので、表面の皮はパリパリで、肉はジューシーでとてもおいしいです。
ローカルなレストランでは、グラムで切り身で手軽に注文することができます。
バロット
バロットは、聞いたことがある方も多いと思いますが、孵化する前の卵を茹でたものになります。つまり、中身はヒヨコということです。
はじめての方は、見た目に抵抗があるかもしれませんが、食べてみると意外とおいしいです。
フィリピンの路上でよく売られているので、興味があるかたは挑戦してみてください。
フィリピン人スタッフが選ぶおすすめ
ブラロ
ブラロは牛肉と牛骨をじっくりにつめたスープになります。
フィリピンでは、スープでも、おかずとしてご飯と一緒にいただきます。
地域によって、入っている野菜は、まちまちですが、キャベツ・トウモロコシ・インゲン・玉ねぎなどが、たっぷり入っています。
やさしい味付けなので、日本人にも馴染みやすい料理だと思います。
アドボ
アドボは、豚肉を酢醤油で炒め煮たものです。
地域によって、味付けが変わるみたいですが、少し甘じょっぱくて、ご飯がすすみます。
シニガン
シニガンはスープですが、これも、おかずとしてご飯と一緒に食べることが多いです。
シニガンは、酸味のあるスープですが、その中に、たっぷり入った野菜の甘みもあるので、とてもおいしいです。
日本人の自分のおすすめ
ハロハロ
ハロハロは、フィリピンの代表的なデザートです。
ハロハロは、タガログ語で”混ぜる”という意味にある通り、かき氷や紫芋のアイス・フルーツなどを、ごちゃ混ぜにして食べます。
日本のコンビニ”ミニストップ”でもハロハロは販売されていますが、やはり本場の味とは違うので、是非、食べていただきたいです。
タホ
”タホ”もフィリピンのデザートです。
”タホ”は、基本的に、歩き販売です。日本の石焼き芋の販売方法に近いですね。
お兄さん、または、おじさんが、カンカンと鐘を鳴らしていたり、「タホー!タホー!」と言いながら、担いで持って歩いています。
最近は、新型コロナウイルスの影響で、販売している人は少し減ってしまったみたいですが、最近はショッピングモールのフードコートでも売られているので、見つけたら食べてみてください。
カレカレ
カレカレは、日本のカレーのような存在ですが、味は全く別物です。
カレカレはピーナッツバターをベースにしたものなので、甘い味付けとなっています。
しかし、甘いといっても、砂糖の甘さではなく、野菜とピーナッツバターのほのかな甘みがあるという感じです。
具材は、牛肉・なす・玉ねぎ・チンゲン菜・インゲン・にんじんなどで、野菜と肉をじっくり煮込んだ料理です。
カルデレータ
カルデレータは、よく”ビーフシチュー”のようなものだと言われますが、私が思うに、もう少し、トマトの風味が強い感じがします。
この料理には、主に、牛肉・にんじん・じゃがいも・トマトが使われており、味付けは、レバーペーストが決め手のようです。
カルデレータは、日本のカレーのようにワンプレートに、ご飯にかけて食べることもあるそうです。
フィリピンのファストフード
ここからは、フィリピン人が慣れ親しんでいる、ファストフードを少し、紹介していきます。
フィリピンのファストフードと言えば、やはり、ジョリビーです!
フィリピンには、マクドナルドなどの海外から進出してきた有名なファストフードもありますが、ジョリビーは圧倒的な人気を誇っています。
近年では、香港や台湾など海外進出も果たしています。
さて、ファストフードといえば、ハンバーガーでしょ!
っと言いたいところですが、実は、ジョリビーでハンバーガーを頼む人は少ないです。店舗を見渡すと、フライドチキンや、スパゲッティーを頼んでいる人が多くみられます。
フライドチキンを頼むと、ディップソースとごはんが一緒にでてきます。また、スパゲッティーに関しては、とても甘いです。これは、ソースにトマトではなく、バナナをベースにしているからみたいです。
最初は、甘さに驚くかもしれませんが、はまったら抜け出せない味です。ぜひ、挑戦してみてください。
フィリピン料理を食べるならここ!
フィリピン料理食べてみたい!けど、ぼったくりやお店の味が心配になりますよね。そこで、おいしいご飯屋さんに出会えるための、コツを少しご紹介します。
結論から言うと、フィリピン料理は”ローカルなお店”が一番おいしいです。ぼったくりの心配もなく、安くておいしいフィリピン料理が食べれると思います。
また、都市部には、グリーンベルトやSMモールがあり、そのショッピングモール内には、フードコートがあります。フードコートのフィリピン料理も安価で、おいしいです。
少しお高めなレストランだったら!と思うかもしれません。店舗にもよると思いますが、フィリピン人のスタッフに聞くと、味は微妙なのだとか。値段が高いから、味もおいしいというのは、フィリピンではあまり考えない方がいいのかもしれませんね。
都心部では、このようなローカルなお店は、道端にポツンとあったりまします。
また、マカティでは、JOLLY JEEPという日本の「立ち食いそば」のようなお店があります。ライス+おかず1品で60PHP、日本円で約132円です。現地のスタッフで、お弁当を持ってきていない人は、ここでフィリピン料理を食べることが多いです。
おいしいお店は、現地のフィリピン人が一番よく知っているので、聞いてみるのが一番です。
まとめ
さて、食べてみたいフィリピン料理は見つかりましたか?
今回ご紹介した料理以外にも、スペインや中国の影響を受けた料理などたくさんあります。
中毒性のある味付けが多いので、はまったらもう忘れられません!
甘くて、濃い味付けのものが多いので、びっくりすることもあると思いますが、いろんな食べ物に挑戦してみてください。
きっと、これはやばい!おいしすぎる!と思う料理に出会えるとおもいます(^^♪
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