フィリピン人と関わって思った”あるある”

フィリピン

フィリピン人と、仕事やプライベートで関わっていく中で、日本とは違う文化に気づくことがあります。

その中で、これは”フィリピン人のあるあるだなあ”と思うものをピックアップしてみました。

フィリピン人にも、いろんな人がいるので、全員が該当するわけではありませんが、この記事で、フィリピン人の習慣やフィリピン人の一般常識などを知っていただければと思います。

目次

予定時刻に遅れてくる

フィリピン人はとても時間にルーズです。

これを「フィリピーノタイム」と呼ぶぐらい、予定時刻よりも遅れてくるのは日常茶飯事です。これは、友達や家族などの間だけでなく、業者に仕事を頼んだ時もよくあることです。

最悪の場合、急なドタキャンもあります。

遅れたら困るという予定でしたら、前もって時間の確認の連絡を入れておくといいかもしれません。

写真が大好き

フィリピン人は写真が大好きです。私の知っているフィリピン人は、近場のモールや飲食の店内でも写真をパシャパシャとっていました。

また、ポージングに関して、フィリピン人の多くはピースをしません。男の子はあごの近くで人差し指と親指を立てたポーズをしている人をよく見かけます。高校生までの女の子は、立ちポーズの時に、腕に手を置いたり、足を少しクロスさせたりと、特徴がみられました。

考えてみると、写真を撮るときにピースをするのは日本人だけなのかもしれませんね。

SNSのアイコンはセルフィー

フェイスブックを見ていると、基本的にみんな自撮りをアイコンにしています。これは、他国でも多く見られますが、フィリピンもその一つの国だと言えると思います。

これには、植民地時代を経て、スペインやアメリカの文化や思想の名残もあるのかもしれませんね。

割となんでもOKで解決

フィリピン人には、心が寛大な人が多いです。例えば、仕事でミスをしてしまった場合でも、多くの人は、「大丈夫、大丈夫~」と言ってくれます。

これは、宗教的なものが影響していると考えられます。フィリピンの人口の約80%がキリスト教徒です。そのうち、カトリックの教えに、人前で叱るのはよくないとされているのです。

よって、日本で稀に見られる、客が店員に対して、叱責するという行為は、フィリピンでは考えらません。

しかし、何度も同じミスをすると相手の対応も変わってくるので、やさしさに甘えないようにすることも大切です。

家族愛がすごい

フィリピン人は家族愛がとても強いです。弊社のフィリピン人スタッフのほとんどが、実家暮らしです。フィリピンでは、家族のつながりをとても大切にしており、結婚しても両親と一緒に暮らしています。

また、出稼ぎで遠くへ行っていたとしても、定期的に帰省をしています。よって、フィリピンの家庭の多くは、3世帯が一つ屋根の下で暮らす、昭和初期の日本を連想させるような、光景が多く見られます。

交際は親の了承が必要

フィリピンでは、親の立場が尊重され、子どもは、親の言いつけに逆らうことはありません。

よって、交際する前は、必ず両親に相手を紹介して、了承を得る必要があります。

また、交際してもよい年齢を、親が決め、前もって宣告されているということもあります。

このように、親の権限が大きく、尊重されているのは、“年配の方に敬意を払う”という考え方がフィリピンでは当たり前だからです。

フィリピンでは、自分よりも年上の人や、ご年配の方の手の甲を、自分の額に当てる挨拶があります。これを、“マーノ”と呼び、この挨拶は相手に敬意を示し、この行為は、いろんなところで頻繁にみられます。

誕生日会はご近所さんも呼んで盛大に

フィリピン人はパーティーが大好きです。なので、お祝い事となるととても気合が入ります。日本では考えられないことですが、家族の誕生日を盛大にするために、借金をすることもあるようです。

会場は、豪華にデコレーションされ、テーブルには、お祝いの時に欠かせないレチョンと呼ばれる、豚の丸焼きがなどのたくさんの料理が並べられます。

フィリピンでは、誕生日を迎える人が、周囲にごちそうをするのが風習となっています。

だから、誕生日会は、家族・親戚・友達・近所の人も呼んで盛大に行うのです。

また、フィリピン人が最もお金をかけて盛大にお祝いをするのが、女の子の18歳の誕生日です。

これを、「Debut」と呼び、富裕層は会場を借り、お色直しまで行います。まるで、日本の結婚式のような感じです。

これは、富裕層だけでなくても、親は子供のために精一杯準備をし、しっかりとしたドレスを着てお祝いをします。

服装はシンプル

フィリピンの街中を歩いていると、ジーパンにTシャツ、サンダルといったシンプルな服装をした人が目立ちます。

フィリピンはとても暑い国ですので、タンクトップを着たくなると思いますが、そのような格好は、変に目立ってしまいます。また、ショッピングモールなどの施設の中は、クーラーがガンガンにかかっていて寒いぐらいなので、冷え性の方は、薄い肌着を持っていくと良いかもしれません。

フィリピン人女性のなかには、短パンをはいている人も見かけますが、肌を露出しすぎると、いやらしいと思われてしますので気を付けた方がよいでしょう。

まとめ

私が感じた”フィリピン人あるある”いかがでしたか?

「分かる~」と共感できるところがあれば嬉しいです。

ここでは、8つのあるあるを紹介しましたが、日本と違うところや驚いたことは、まだまだたくさんあります。

異文化に触れあうと戸惑うこともありますが、いろんな価値観に触れ合うとことで、新しいことが見えてくるかもしれません。

フィリピンへ訪れた際は、彼らの行動に注目してみると面白いかもしれません!

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