CADオペレーターの仕事内容や向いている人とは?

CAD

 

CADオペレーターは、一般的にはあまり知られていない職業かもしれませんが、需要は豊富にあります。

CADオペレーターとはいったいどんな仕事で、年収や資格などはどうなっているのでしょうか。

仕事内容

CADオペレーターとは、CADと呼ばれるソフトウェアを利用して製図をおこなう職業です。

基本的には、コンピューターを使って製図をおこなうことがCADオペレーターの仕事です。

働く場所

CADオペレーターというのは、様々な分野、業界で必要とされている仕事です。

  • 建築業界
  • 鉄鋼・金属業界
  • 自動車業界
  • 医療機器
  • 玩具
  • ゼネコン
  • インテリア

など、幅広い場所で活躍できます。

また、近年ではアパレル業界やCG産業でもオペレーターが必要とされるようになってきています

ただし、CADオペレーターになるためには、自分がどこの業界で働くかで働く内容や、ツールが異なるので注意する必要があります。

今回は建築系のCADオペレーターのことについて紹介します。

働き方

正社員として働く

勤務時間、勤務形態などは会社によって決まりますが、基本的に9時〜17時などの一般的な会社員の勤務時間と同じです。

経験者を求めるケースは多いですが、未経験者OKな場合もあります。

新卒社員でもCADオペレーターの部門に配属されるケースもあるでしょう。

パート・アルバイトとして働く

パート、アルバイトとして働く場合には、直接会社と契約を結ぶことになるため、勤務時間、勤務形態などは会社によって決まります。

正社員であればフルタイムで働くことが前提ですが、パートやアルバイトであれば、半日や週に2、3日出勤して働くといったことも可能です。

未経験者OK  高校卒もOKな場合が多いのも特徴です。

派遣社員として働く

仕事内容や勤務時間、勤務期間を決めた上で、派遣元である派遣会社と契約を結ぶのが一般的です。

仕事内容としては、設計補助やCADオペレーターなど、正社員のサポートを担う役回りの仕事が多いです。

派遣社員の場合は、即戦力である程度経験を求められるケースもあり、経験によって給与や待遇が変わることもあります。

CADオペレーターの給料

CADオペレーターはどのくらいの給与で働くことができるのでしょうか。

正社員の場合、年収で300万から400万くらいが目安となっています。

未経験者もいれば、ある程度の専門知識・資格を持った人もいるため、給与の差はかなり大きいです。

年収500から600万を目指す人は、CADのみならず、3次元CADの操作、設計士、建築士などの資格や知識を持つことが必要となるでしょう。

 

どのような資格が必要か

CAD利用技術者試験 2次元

CAD利用技術者試験 3次元

建築CAD検定試験

オートデスク認定資格プログラム試験

Vectorworks操作技能認定試験

などがあります。

しかし、CADオペレーターになるには、必ずしもCADの資格が必要なわけではありません。未経験からCADオペレーターになることも可能です。

CADオペレーターに向いている人

正確性・几帳面

CADで制作する図面は、設計者と製作者など製品に関わる人すべてに共有されるものです。

図面の制作を正確に行い、設計者の考えた形を正確に伝える必要があります。

細かい作業や得意な人、苦ではない人

図面にミスが無いように、一箇所ごと正確かつスピーディーに作成し、寸法など図面の隅々まで、細かくチェックしなければなりません。

コミュニケーション能力がある人

図面を作成している中で、わからないところがあればすぐに確認することが大切です。

設計士からの意図を理解していないと、失敗してしまい、理解が曖昧なまま進めていくと大幅な修正になってしまうこともあります。

 

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