日本人でも意外と知らない?建設と建築の違い

建設業

建設と建築という言葉を普段何気なく使っている方は多いのではないでしょうか。

しかし、それぞれの本来の意味を答えることができる方はあまりいないと思います、

今回は、建設と建築の意味の違いをまとめてみました。

「建築」と「建設」の分け方

建築とは、家やビルなどの一般的な建築物を土台から作ることです。建物を建てることに関する技術や技法、行為そのもののことを意味します。

建設とは、建築物や、道路、橋、ダムなどといった土木作業による構造物を作ることを意味します。建設というカテゴリーの中に建築や土木などが入っていると想像してください。

建築業とは

建築業とは、家、マンションなどの建築物を土台から作る業種を指します。また、住宅の設計図を描く、材木を使って実際に家を建てることはもちろん、インテリアなど生活の場としてふさわしい環境を作り上げることを指します。建設業とは家などの建物を建てる業種のことを言います。

建設業とは

建設業とは、建築物だけでなく道路、橋、ダムなどの設備を造る業種です。また、建設工事を行う仕事だけでなく、建設工事の工程で必要となるそのほかの仕事を含めたものを指します。工事の開始(契約時)~工事の完了までの仕事が建設業の定義です。

主に建築に携わる仕事

建築士

建築士は、建築物の設計、工事の監督・管理を行います。測量や地盤調査といった現地調査の結果と建築主の希望やイメージから考え、設計を立てます。

建築士になるためには一級建築士、二級建築士、木造建築士のいずれかの資格を取得する必要があります。

CADオペレーター

CADオペレーターとは、コンピューターを使って建築用図面や設計図を作成する仕事になります。ソフトを使うことで、3Dで見ることもでき、設計図を見やすくすることができます。

大工

精密な設計図を作成したら、実際に建物を建てる作業に入るため、大工はなくてはならない職業です。大工になるにあたって資格や学歴は問われないことがほとんどなので、弟子入りをする方もいれば、工務店などに就職してから大工になる方もいます。

主に建設に携わる仕事

土木施工管理士

国家資格である「施工管理技士」の一つで、土木工事の施工管理を行う仕事です。

施工計画を作成したり、工程管理、品質管理、予算管理など業務は多岐に渡ります。

コンクリート技士

コンクリートの製造や施工、製品の検査等、現場で実際にコンクリートを扱います

資格種類には、コンクリート技士とコンクリート主任技士があります。検査や管理全般において技術的な知識やスキルを習得した技術者がコンクリート技士と呼ばれます。

コンクリート主任技士は、コンクリートの製造、工事、研究における計画や施工などを指導する資格です。

クレーン運転士

労働安全衛生法に定められた国家資格の一つであり、クレーン運転士免許試験に合格し、免許の交付を受けた者を言います。

まとめ

今回は建築業と建設業の違いやそれぞれの携わる仕事について紹介しました。

建築は、私たちの生活でみじかな家などを造ることを意味して、建設では、生活の向上や利便性を図り、大きな構造物を建てる意味合いを持っています。

 

建設は、建築を含む大きなカテゴリーということです。

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